2021年にディズニー+で公開された映画、ミラベルと魔法だらけの家!
思わずリズムに乗りたくなる音楽と美しい映像、個性豊かなキャラクターと魔法…。
賑やかで、楽しく、家族のために頑張るミラベルを中心として進むストーリーには、夢中になりました。
見終わった後も、サントラを通勤の車内で流しまくり、同時にハマった長女とハモれるようになるまで聞き込むほど。
本編も何度か見直して、一度見ただけじゃ気づかなかったポイントを勝手に紹介します!(語らせてください!)
ミラベルの服、刺繍についての考察
序盤、おばあちゃんに余計なことは何もするなと諌められるミラベル。
憶測ですが今回が初めてではなく、いつもこんなことを言われ続けていたとしたら…
姉たちや親はみんなに頼りにされる存在で、自分は何もすることがない…となると、居た堪れなさを想像するだけで胸がきゅーっと、なります😰
私なら病んで引きこもるな、と。
そこで刺繍。彼女の服には色とりどりの刺繍が施されています。服以外にも、カバン、アントニオへのプレゼント、キャンドルに敷くコースター…
裁縫は、作るのに手間暇がかかり、衣食住で唯一ギフトの影響がないものです。(食は母親、住はカシータ)
ミラベルが唯一家族に貢献できるもの。
もしかしたらミラベルは、自分の存在価値を刺繍や裁縫に見ていたのかも…
単純に時間が余ってたってこともありそうですが笑
そんなことを考え始めると、勝手に心を痛めながら本編を見る羽目になってしまい面白いけど辛い!😭となります。
ところでこのスカートの刺繍、よく見ると、ミラベルの顔や家族の魔法など色々なモチーフが散りばめられていて楽しいです♪
アートブック「Art of Encant」にスカートの全体図が載っていたので、気になる方は要チェックです。
ミラベル父アグスティンの娘への思いはファッションにまで
彼の大好きな激アツセリフが「僕は娘の心配をしているんだ!」
お婿さんゆえにマドリガル家では立場が弱そうですが、娘を守るためにおばあちゃんに抗議できる素晴らしいお父さん、アグスティン!このセリフで大好きになりました!
”アグスティンの衣装には娘たちのモチーフが隠されている”
そんな噂を耳にしたのでアートブックをめくってみたら…ありました!
靴下の柄が…ダンベルと花!w左右で違うデザイン!ルイーサとミラベルのシンボルでした。
胸の花はイサベラのものでわかりやすいですよね。
娘たちが可愛くて仕方がないんでしょうね。ほっこりします☺️
背後のブルーノらしき影(♪秘密のブルーノ)
静かな歌い方だけどついノっちゃうダンスが魅力的なドロレスパート。
実は背後にもう1人リズムに乗る影が…
これ、ブルーノなのでしょうか…
マリアーノの歩き方(♪秘密のブルーノ)
曲中でマリアーノとその母がマドリガル家に訪れます。
その時の歩き方にぜひ注目してほしいのです…
クセが強い歩き方!密かにマリアーノ歩きと呼んでいます。
しかも2パターンもあるので要チェックです!
「ほらマリアーノが来る〜♪」
「イサベラ彼氏だよ〜」「夕食よ〜♪」
個人的には後者歩き方が好きです笑
たった数秒なのに、細かいところが作り込まれていて、観ていて本当に楽しい映画ですね😂
「秘密のブルーノ」はYouTubeで見れるのでぜひご覧ください♪
イザベラ紹介パートで声色が低くなるミラベル(♪ふしぎなマドリガル家)
物語冒頭にミラベルが歌う家族の紹介ソング「ふしぎなマドリガル家」のなかで、イサベラを紹介するパートに差し掛かる「イサベラは完璧なの」という歌詞。
初めて映画を観るときには、まだミラベルとイサベラの仲が悪い描写がないので初めて聞いたときには低い音程の落ち着いた歌い方だとスルーできるのです。でも…
仲の悪い様子、イサベラを完璧すぎる、女王様みたいと若干軽蔑の意を含めて「完璧」と言っているなら、この時のミラベルの歌い方は何か含んでいるような…
イサベラが上から降りてくるイサベラパートの時の呆れ顔を見ると、上記パートの時の顔も満面の笑み!とは行かないんだろうな〜と推測します。
ここではミラベルの表情が映らないので、ミラベルはどんな表情なのか想像が膨らみますね。
ドロレスの表情
おばあちゃんにマリアーノの予定を聞かれ、ギフトを使い確認する…
想い人の結婚話を進める手伝いをするのは…なかなかにエグい。
日程を伝えるドロレス。目を伏せて淡々と告げます。ドロレスは登場時から物静かに話すキャラクターだと視聴者に印象付けられているので、ここで静かに話すことは何もおかしいことはないのですが…
ドロレスの本心を鑑みると、悲しみで落ち込んでいるような…そんな話し方にも見えてきます。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。自分が書いてて楽しいだけの記事でした(笑)
しかし、全体的に明るい雰囲気で楽しい歌も盛り沢山なので子どもと見るのにおすすめの映画です!
特に今回は思った以上にハマってしまってアートブックを購入するにも至ったので、初めて感想記事を書いてみました。
思い入れがある感想やレビューは見るのも書くのも好きなので、今後も更新するかもしれません。
今回購入したアートブック「Art of Encanto」
5000円台と、本にしてはお値段がはりますがミラベル好きにはとても充実した内容でした。
イメージボード、プロット、設定画など、そういうのが好きな人にはたまらない一冊です。(私も大好きです)
英語の本なので頑張って翻訳しながら読んでいます(笑)